巻いた時に、重く感じる。
略して巻き重り感。
これには色々な原因があるが、まずは誰でも簡単に出来て、必ずやってほしいチューンがある。
それは、アンチリバース機構に使われているバネの摩擦を、軽減すること。
メインシャフトを外からバネでぐるっと一周巻きつけて回りにくくしているようなものだ。
※実際にはメインシャフトに干渉しないよう、メインシャフトの外側は2つの部品で覆われているので、一応デフォルトでも問題はない。
しかし、もっと軽くなればそれはそれで良い。
ということで、このバネをクラッチの機構に影響のない範囲、溝から脱線しない範囲で、バネを広げてゆるゆるにすることをお勧めする。
※ゆるゆるにすることで、バネのガタツキが出るので、巻くたびにバネがバタつき異音が出ます。溝に沿ってバネがスムーズに回るのでなく、ゆるゆるにするのでバタつき、プラスティック部品である溝のバリにバネがミクロンの単位で引っかかってバネが弾かれるような音がします。
ゆるゆるにした代償として異音がするが、ピタッとしているより、摩擦が減り、軽い巻きになるのです。
※綺麗に削れれば細い金ヤスリで溝を深くしたほうがいいかもしれません。
※さらに試行錯誤が必要。
※個体によっては異音がしないかも。
そんなわけで、施工後はかなり軽巻きになりました。
あとは、異音がラインを伝わってしまい魚に違和感を与え続けるという懸念は拭えません。
※皆さんは異音がしないように、細心の注意を払いながら、少しずつバネを広げてみてください。
それでは、また!
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